角松敏生を語る上で、絶対に外せない曲でしょう。
「TOKYO TOWER」。
日本電波塔株式会社の登録商標で、その商品名を連呼するため、NHKでは放送禁止で掛からないと、本人が以前、ラジオでそう言っていました。
この頃の彼の代表曲は、打ち込みのリズムに、チョッパー奏法のベース、それに心地良いギターのカッティングというのが、必須アイテムだったように思います。
そして、デジタルのパーカションの音をライブで重ねたり、ターンテーブルでスクラッチさせたりと、かなり先進的で実験的な音作りをやっていた印象があります。
加えて、そこから繰り出される音は何とも都会的で、お洒落でハイセンスな感じを醸し出していました。
見上げれば、東京タワー、いや、「TOKYO TOWER」。
麻布とか六本木あたりでしょうか?。
バーでカクテル、という感じですね。
やはり、東京タワー(TOKYO TOWER)でないと、いけないのです。
いくら古くなろうと、高さで抜かれても、このお洒落感は東京スカイツリーには決して譲ることができません。
「君を貫いても~」
こんな言葉、そうそう出てこないですよね。
昭和の青年は東京タワーに今宵も乾杯
YouTubeより:
やはりロングバージョンで。