「NO END SUMMER」 角松敏生

全国的に梅雨も明け、今年も夏本番となりました。
コロナ禍ながら、オリンピックで熱い夏になるのでしょうか?
(オリンピックは明日開会式です)

さて、
この季節に、80年代に自分がよく聴いていた曲となると角松敏生でした。
大学生の時期に最も聴いたアーティストだと思います。

そして聞く場所もこれまでの自室から車の中へと、その中心が移って行きました。
もちろんカセットテープです。

と言うことで、角松敏生の曲となると夏の曲は結構たくさんあるのですが、夏の始まりながら、夏が過ぎ去るのを惜しむこの曲を選んでしまいました。
ジャケット写真はそのまま、夏。
当時の世の中の雰囲気にも合ったもののように思えます。

実際に私が聴いていた音源は、アルバム「Gold Digger」におさめられているものでした。
「なるほど!ザワールド」のイメージソング(エンディング曲)に使用されていました。
シングル盤が85年の8月にリリースされていますが、「Gold Digger」の方が同年の5月のリリースとこちらが早く、テレビで使用されたこともあり、アルバムからのシングルカットという形のリリースだったようです。
(「Gold Digger」のCDは持っているのですが、リリースのタイミングで買ったものかどうか失念)

そもそもが短い曲で、歌詞は2番までしかなく、後半はサビ部分のコーラスの繰り返しとなります。

その後、ベスト盤では幾つかの別アレンジが出ています。
本人がこの曲の「完成型」と言う、ベストアルバム「REBIRTH 1」バージョンでは、歌詞の譜割り(リズム)が従来のそれとは異なっています。
また、歌詞がちょっと変更されています。
2コーラス目の「もうクリスマス」の直前部分です。
わかりますか?

従来のバージョンをずっと聞いてきた感覚からすれば、当初違和感を覚えましたし、イントロの感じも前作が好きでしたが、全体的なリズムの感じは後者の方が好きになりました。
体が勝手に踊りだす感じ。
特に、後半のコーラスの掛け合い部分。フォーンとギターソロが良いです。

どうぞ聴き比べてみてください。

※当初のバージョン

※リメイク版

※ライブ版・20周年(この頃は旧アレンジがベース)

※ライブ版・30周年

※ライブ版・35周年

ずっと、ずっと、ずっと、です。