1987年初夏。
車の免許を取って最初の夏、このとき車での移動中に聴いたのは、角松敏生の「SEA IS A LADY」でした。
これはインストゥルメンタルのアルバムです。
数年前から彼の曲は好きで聴いていて、ボーカリストとしては最初から注目していましたが、彼がラジオ番組でギタープレーヤーとしての腕も相当なものと感じて、インストゥルメンタルのアルバムが出ると聞いてからは予約をしてまで購入しました。
まずオープニングで、短めのオーバーチェアがあって、続いてこの「SEA LINE」です。
気持ち良いギターのカッティング音で始まり、それに続きリードギターが迫ってくる。
まさに夏を感じさせる一曲です。
このアルバムの収録曲にはタイトルの他に女性名のサブネームが付いています。
「SEA LINE」は”RIE”とあります。
理恵?、梨絵?、理江?、利恵?、里恵?、梨江?、里英?、理絵?、梨恵?
あいにく、私の身近に心当たりはありません。
1987年夏。
彼はこのアルバムを引っ提げて、全国主要都市でのコンサートツアーを行いました。
その福岡での回(1987/08/18・福岡サンパレス)を見に行きました。
オープニングは前座として、「JADOES」が出てきて、2、3曲演奏したと記憶しています。
そしてステージでは、奥の方から次の楽器セットが現れ、オープニングはオーバーチェアに続いて、アルバムの曲順通りに心地良いカッティングからこの「SEA LINE」が始まりました。
コンサートの最後、ギターを弾くばっかりの彼も、当時ドラマ(「敵同志好き同志」)のオープニング曲として掛かっていた、「THIS IS MY TRUTH」をアンコールで歌いました。
アルバム全体としても非常によく出来たアルバムです。
その後、角松敏生は再度「LEGACY OF YOU」という同様のインストゥルメンタルのアルバムを出すのですが、前作であるこのアルバムを超えるセールスや評価は得られなかった様です。
YouTubeより:
ヒデオ
「SEA LINE」
久し振りに聴いて
「角松敏生の曲だったなー」って
思い出しました!
バブル全盛期のインストサウンド
全体的に爽やかで洗練された音作り!
最後ですね!!
久し振りにギターを弾きたくなりました!