「Catch Your Way」 杉真理

「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」のアルバムがリリースされるまで、私は佐野元春も杉真理のことも知りませんでした。
ただただ、大滝詠一がロンバケの次に出したアルバムとして、何の躊躇もなく買いました。
それは大正解でした。
一方、Vol.2とあって、Vol.1の存在が気になったりもしました。

さて、「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」のアルバムは通っていた高校でも大いに話題になりました。
大滝詠一はさておき、佐野元春と杉真理とは何者かと?。

当時田舎に住んでいる我々にとって、新宿ルイードで爆発的な人気を博していようと、佐野元春の名前などは届いていなかったのです。
しかし、既に「BACK TO THE STREET」と「Heart Beat」と2枚のアルバムを出し、トライアングルの直後にアルバム「Someday」を彼はリリースします。
まさに絶好調の波に乗り掛かったタイミングだったと言えます。

それに比較して、杉真理は地味でした。
まず、名前がまともに読めません。
そして、既リリースのレコードはことごとく廃盤になっていました。

しかし、トライアングルに収録されている曲を比較して、「どっちが好き?」と聞くと、杉真理の方が多かったのです。
確かに、杉真理の曲は聞きやすいのだと思います。
ビートルズをリスペクトしたリバプールサウンドで、すんなり耳に入ってくる感じですね。
柔らかな歌い口がなんとも言えない感じです。

そういうわけで、私が杉真理の曲の中で最も好きな曲を今回は取り上げます。
この曲は自動車メーカーのCMソングにもなりました。

今、彼の曲を聴くとなると、「STARGAZER/OVERLAP」という、その名の通り、アルバム「STARGAZER」と「OVERLAP」を一緒にしたタイトルが出ていますので、それがおすすめです。
この曲は「OVERLAP」に収録されていました。