大学のときに目と鼻のあたりがブルース・スプリングスティーンに似ていたクラスメイトがいましたが、その彼は身長が低くて、引きで見ると全く違っていました。ww
今日はちょっと、映画の話題から。
自分がかつて、ブルース・スプリングスティーンに心震わせていた頃があったことを思い出しました。
映画のタイトルは「カセットテープ・ダイアリーズ」
コロナウイルスの影響で公開が延期されていたものが間もなく公開されます。
パキスタン系移民の主人公が友人から勧められたブルース・スプリングスティーンの曲をカセットテープで聴いて、感化され人生が変わるという青春ストーリーです。
1987年の時代設定です。
ブルースの曲は「Born in the U.S.A」が強いアメリカを象徴している、保守派に近い主張かと思いましたが、歌詞をよくよく調べてみると、全く逆で、アメリカに生まれながらも、こんなあり様という批判的な内容なことらしいです。
彼のこのような現状の不満に対するメッセージは「Dancing in the Dark」や他の曲にも見られ、日本では浜田省吾や佐野元春に影響を与えていますね。
浜田省吾のプロレタリア音楽家のようなメッセージ、彼はまさに和製ブルース・スプリングスティーンなのでしょう。
さて、そんなブルース・スプリングスティーンの中で好きな曲の「明日なき暴走」を聴きます。
ここで取りあげるときに、原題で表記するか、邦題にするか迷うことがあるのですが、今回は秀逸な翻訳だと思える「明日なき暴走」として表記します。
音源はHDDの中にあったのですが、映画の話題をきっかけに聴こうと思ったため、せっかくなのでカセットテープに録音し直して聴いています。
この曲、アルバムは1975年のリリースですが、自分が聴いていたのは80年代の半ばくらいでした。
「こんな街から抜け出してしまいたい」という意味の歌詞の様です。
YouTubeより:
「カセットテープ・ダイアリーズ」の予告編
この予告編の最後、入国審査の担当者のセリフが粋ですね。
カッコいいライブ映像のリンクも張っておきます。