彼が歌うこの曲をまず最初に聴いたのは、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』に収録されたものでした。
曲が始まる前に、彼が語るセリフの部分があります。
空港らしい場所での背景音にかぶって彼が語ります。
ただ冒頭部分でなんと言っているのかがよく聞き取れません。
けど、後半部分では、次のように喋っています。
「でも彼女はデリケートな女だから
コーヒーミールの湯気のせいで
サンフランシスコ行くのをやめるかもしれないね」
この部分は聞き取れたものの、そんな気まぐれな彼女の気持ちは当時高校生の私には更にわからないものでした。
それからしばらくこのことは思い出すことがないほど忘れてしまっていたのですが、先日ふと、思い出して気になってしまいました。
約35年間の謎ですが、35年前にはなかったインターネットが解決してくれました。
出発間際にベジタリアンの彼女は
東京に残してきた恋人のことを思うわけだ
そう空港のロビーのサンドウィッチスタンドで
でも彼女はデリケートな女だから
コーヒーミールの湯気のせいで
サンフランシスコ行くのをやめるかもしれないね
「ベジタリアン」と「サンドウィッチスタンド」の部分が語彙として当時の私の頭の中になかったために、なんと言っているのかわからないままだったようです。
YouTubeより: