「土曜日の恋人」 山下達郎

本来なら、この曲は土曜日に、しかも、雨の日に取り上げようと思って、昨日(7/4)に準備していたのですが、雑事に追われて一旦手を離したら、この原稿のことなど、すっかり忘れてしまっていました。

気を取り直して、日曜日だけど書きます。

この曲は多くの人に「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマとして認識されているものと思います。
時は、1985年。私が大学に入った年です。
まだ土曜日も休みではなく、「半ドン」と言って、昼からその日をどう過ごそうか?、それが楽しくって、そわそわした時期でした。

さて、この曲ですが、歌いだしの「降りだした雨と~」いう部分が、雨というマイナスの要素ながら、これから始まる土曜の夜の楽しさにブレーキを掛けることなく、ワクワク感を感じさせるにはとても良い雰囲気の曲です。

実は私、たまにこの曲をカラオケで歌ったりします。
本当に、たまに、です。
そもそもカラオケに歌いに行く機会自体が少ないですし。

で、この曲、思ったよりもすぐに終わってしまいます。
この曲には2番がないんです。
普通の曲なら、1番、2番、(間奏、)サビ部分の繰り返し、ですが、
この曲では、1番、間奏、サビ部分の繰り返し、だからです。
このため、カラオケで歌っても、あっという間に終わってしまい、その歌い足りなさが、つきまとう歌です。

けど、元気の出る曲として、私は今でもこの曲が好きで、雨の日の夜などに聴いています。

YouTube:

あいにく、本人歌唱のフル尺の映像がありませんでしたので、ひょうきん族のエンディング映像です。