今年は、私にとっては特に何の変化もない春です。
子どもの進学や就職、自分の異動などもなく、平穏な春です。
ただ、某高校の卒業式には来賓として出席しました。
さて、おニャン子クラブは今に続く多人数によるアイドルユニットの魁でした。
個々というよりも、束となったグループの存在に、見えない力を感じました。
多人数のユニットのため人の出入りが頻繁に行われ、その公式の卒業の最初の機会に流れていたのがこの曲でした。
「夕やけニャンニャン」は1985年の春に放送が始まったものの、私の住む地方では、しばらく遅れてからのネット化が実現しました。
それがいつだったのか、はっきりとは覚えていませんが、おそらく半年後とかだったと思います。
そしてこの曲は1986年春に、河合その子と中島美春が番組とグループを卒業するタイミングに合わせてのリリースでした。
この時期は、バイトがないときには夕方自宅でこの番組を見ていました。
大学1年から2年になるタイミングでした。
今思えば、中島美春に限らず、おニャン子クラブの多くはアイドルにはちょっと縁遠い容姿や素養だったように思いますが、それがその後にAKB48グループに続く、個々の依存ではなく、その人が抜けようともグループは存在し続ける、といった秋元氏の戦略を垣間見た気がします。
時代はバブルのピークへ向かい、少しずつ華やいだ雰囲気をテレビなどから感じられる時期でした。
YouTubeより:
https://youtu.be/mM5BElrE9JU